HOME > ニュース いまどきの昭和 > 生命力あふれる「昭和のこどもたち」の世界が再現される人形展開催
昭和30年代の風景を人形とジオラマで再現した、石井美千子人形展「昭和のこどもたち」(主催・NPO法人北区リサイクラー活動機構)が、北とぴあ(東京都北区王子)で10月8日から16日まで開催される。
同展は、昭和30年代の子どもたちをめぐる愛と平和と人間の絆がテーマ。作者の石井美千子氏自身、昭和30年代に幼少期を過ごした一人で、1988年頃より「昭和のこどもたち」をテーマとした人形を作り続けている。93年の初個展以来、全国100ヶ所以上で展示会を開催、延べ150万人以上の観客を動員している。制作された人形は現在54テーマ、238体を数え、今回はその全てがジオラマとともに展示される。
石井氏は当初、昭和30年代に子どもだった同世代へのメッセージとして人形の制作を始めたが、展示会にはその親たち、すなわち30年代当時大人だった世代の観客も多いという。今ほど物が豊かではなく苦労も多かった時代だが、子どもたちの世界はもっと自由で、生きるエネルギーがあふれていた。今にも動き出しそうな人形たちの生き生きとした表情が懐かしい思い出を呼び起し、多くの観客の感動と共感を得ている。会場は東京都北区の「北とぴあ」展示ホール(地下1階)で、開催時間は10:00~19:00(最終日は16:00まで)、入場無料。
また、人形たちの写真に石井氏の文章が添えられた写真物語「昭和のこどもたち」が、今月中旬から全国の紀伊国屋書店30店舗で販売開始される。透明感と立体感のある高精細印刷で「昭和のこどもたち」の世界が手元に再現され、展覧会に足を運べない高齢者へのおみやげとしても喜ばれている。定価は1500円(税込)。【長谷川桃子】
![]() | われら腕白小僧―昭和のこどもたち 人形制作-石井美千子, 写真-井上一 ¥ 1,680 ![]() |
