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2010年2月 5日 12:28  |  トピック / 復刻 / リニューアル

戦前に流行した「スウェーデン体操」を筑波大が再現

筑波大学が、明治後期から昭和初期にかけて流行った体操「スウェーデン体操」を復元し、その映像を8月31日まで一般公開している。

「スウェーデン体操」は、明治35(1902)年に日本へ伝わった生理学、解剖学理論を基盤に構成された体操。考案者はスウェーデンのペール・ヘンリック・リングさん。日本ではスウェーデンの体育研究所で体育理論を学んだ、筑波大学の前身であり東京高等師範学校の体育指導者・永井道明さんなどの努力により、全国の尋常小学校などに広まった。

同体操は、跳び箱や平均台などの体操器具を使う体操で、特に肋木(ろくぼく)という木で出来たはしご状の体操器具を使用するのが一般的に知られている。肋木に一定時間ぶら下がった状態で静止したり、ぶら下がった状態から両足を折り曲げたりなどの全身運動を行うので身体への負担が大きく、筋力アップや体力の向上を図ることが可能で、軍隊でも盛んに行われていた。また、胸部を鍛えられることから当時恐れられていた感染病の結核を予防すると言われている。

今回、筑波大学では、大学の教師や体育を専門に学ぶ生徒らが当時の体育教師用のテキストや、大正時代に学校で撮影された写真などを参考に「スウェーデン体操」を再現。その模様や過去の映像などを同大学内にある体育ギャラリーで無料公開している。また、見学者が「スウェーデン体操」を体験できるコーナーもある。【大竹口光】

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