
昭和40年代から一世を風びした成人映画シリーズ「日活ロマンポルノ」が22年ぶりに復活する。「団地妻 昼下がりの情事」と「後ろから前から」の2作品がリメイクされ、2月13日から公開される。
「日活ロマンポルノ」は、昭和46(1971)年から53(1988)年までに制作された日活による成年映画。当時斜陽の映画界で、同社が生き残りをかけ、有能なスタッフや撮影所を駆使してポルノ映画を次々と発表した。「10分に1回のカラミ」というルールさえ守れば、そのほかは自由に撮影できたため、「おくりびと」でアカデミー賞を受賞した滝田洋次郎監督をはじめ、「12人の優しい日本人」の中原俊監督、「リング」の中田秀夫監督など今日の日本映画を代表する監督を輩出した。
今回リメイクされたのは、昭和46(1971)年に誕生したロマンポルノ第一作「団地妻 昼下りの情事」と、主演の畑中葉子さんによるテーマ曲も大ヒットした「後ろから前から」の2作品。「団地妻 昼下がりの情事」では舞台を21世紀の団地に移し、専業主婦の清香(高尾祥子)と、団地を訪れたセールスマンの危険な愛を描く。「後ろから前から」では、タクシー運転手の桃子(宮内知美)と乱子(琴乃)が、女の武器を使い営業成績を上げていくロマンポルノ・コメディーにリメイクされた。
日活ロマンポルノ「団地妻 昼下がりの情事」は2月13日、「後ろから前から」は2月27日、ユーロスペースで公開。配給は日活。【斎藤昌之】