
池袋にある映画館「新文芸座」が5月28日から、高倉健さんの代表作28本を連続上映する「孤高のスタア 高倉健」を実施する。
同上映は、昭和46(1971)年に制作されながらも店頭に並ぶことがなかった幻の写真集「憂魂、高倉健」が、リニューアル完全版として復刊することを記念して企画された。期間中は、日替わりで1日2本の作品を交互に上映する。
上映作品には、昭和40(1965)年に第1作が上映された「網走番外地」シリーズや、昭和39(1964)年の「日本侠客伝」シリーズ、昭和40(1965)年の「昭和残侠伝」シリーズなど、俳優・高倉健を日本映画界のスターダムへと駆け上がらせた任侠映画作品が並ぶ。故・深作欣ニ監督と組んだ昭和39(1964)年「ジャコ萬と鉄」「狼と豚と人間」や、昭和50(1975)年「新幹線大爆破」、昭和52(1977)年「八甲田山」、平成11年(1999)「鉄道員(ぽっぽや)」など、知名度の高い作品もラインアップされている。
一方、復刊する写真集は、グラフィックデザイナー・横尾忠則さんの編集によるもの。映画の一場面やロケ風景のスチール以外に、少年期や青年期などのプライベート写真も含まれ、制作当時からかつてないスター写真集と評価されていた。
上映は、5月28日~6月10日まで。入場料金は一般1300円(税込)、3回券は3000円(税込)。6月7日午後2時からは、映画・漫画評論で知られる学習院大学教授・中条省平さんのトークショーを開催する。写真集「憂魂、高倉健」は国書刊行会から5月下旬発売予定で、価格は1万5750円(税込)。【中村大輔】