HOME > ニュース いまどきの昭和 > 「喫茶ベニヤ」がパン店の中に復活―神戸・新長田

2009年4月20日 18:15  |  イベント / 関西

「喫茶ベニヤ」がパン店の中に復活―神戸・新長田

神戸・新長田の再開発ビル「アスタプラザイースト」に17日、戦後50年以上チェーン展開していた「喫茶ベニヤ」ゆかりの品を集めたパン店「パナデリーア ミリンダ」が開業した。

喫茶ベニヤは昭和22(1947)年ごろに故草壁秀之助さん、ふくえさん夫妻が創業し、同市を中心に13店舗を展開。長田区大橋町にあった本店は「大橋のベニヤ」として客足が絶えない人気店だった。

阪神・淡路大震災で本店が全壊し、数年後に廃業。平成19(2007)年、本店跡に再開発ビルが建ち、息子の徹さんが店舗スペースを保有していた。パン店開業地を探していた「パナデリーア ミリンダ」店主・林雅信さんがベニヤのことを知り、当時の写真やメニューを新店舗に飾ることを提案。草壁さんの合意を得て、同店開業が実現した。

20年近いキャリアを持つパン職人の店主が手がけるメニューには、こだわりのパイやバケット、クロワッサンのほか、メロンパンやカレーパンなど昔ながらの総菜パンも並ぶ。価格は子供も買いやすいように100~130円が中心だ。

草壁さんは「地元の人にベニヤや両親を思い出してもらえる。こんなにうれしいことはない」と同店開業とベニヤの復活を喜んでいる。

住所は神戸市長田区大橋町5-3-1アスタプラザイースト113号、新長田駅から徒歩3分。電話番号は078-646-7033。【中村大輔】
« 前のニュース 次のニュース »