
四国高松を走る高松琴平電気鉄道の運転席からの眺めを収録したブルーレイディスクが、4月15日に発売した。
同ブルーレイディスクは、昭和期を走行し続けてきた"ことでん"こと高松琴平電気鉄道に、昭和36(1961)年に入線した「20形」や大正15(1926)年に入線した「3000形」などの引退直前の最後の勇姿を収録した映像集だ。
高松琴平電気鉄道は、昭和18(1943)年に讃岐電鉄・琴平電鉄・高松電気軌道の事業統合によって発足した、県内に琴平線・長尾線・志度線の3路線を持つ香川の重要な交通網だ。現在でも、京浜急行電鉄や京王電鉄、名古屋市交通局など全国各地の鉄道会社から譲り受けた、昭和30~40年代に製造されたレトロなデザインの車両が現役走行している。
収録映像は、琴電志度駅から瓦町駅区間を走行する運転席からの展望で、走行中の揺れを生かした撮影をすることで運転手のリアルな視界を再現している。現代の電車とは異なったモーターの取り付け方をしているために響く重厚な走行音を、5.1chサラウンドで収録し、年配者には懐かしく、若者には新しい音響体験ができる。
また、声優・納谷六朗さんのナレーションによる「さよなら30形」や、鉄道写真家・坪内政美のイメージングストーリー「ことでん -春夏秋冬-」「残像 -廃車の日-」を特典映像として同時収録している。
収録時間は55分。価格は4935円(税込)。【中村大輔】