
かつて駄菓子屋などに置かれていた10円玉ゲーム機を集めたゲーム博物館が、3月8日から板橋区宮元町のイナリ通り商店街にある地域交流拠点「コン太村」にオープンする。博物館では、「新幹線ゲーム」「ジャンケンマン」などの懐かしいゲーム機30台で遊べるほか、駄菓子の販売も行っている。
博物館を開くのは、板橋区に住む岸明仁さん。小さい頃からゲーム機が好きだったという岸さんは、10歳の時に近所の米屋から1台譲り受けたのをきっかけにゲーム機の収集を始め、現在までに約50台を集めた。会社員として働いていた岸さんは、これまでも期間限定のイベントなどでゲーム機を貸し出していた。昨年3月限りで仕事を辞め、本格的にゲーム機の仕事に専念し始めたところ、昨年11月に板橋区から博物館開館の話を依頼されたのだという。
岸さんは、博物館を開くにあたり「自分自身が好きで集め始めたのですが、ゲーム機の"文化財"としての意味を考えるようになりました。保存活動としても、ゲーム機を収集しています」と語る。
3月7日まで、博物館はプレオープン中。近所の子どもたちに混じり、休日になると遠方から足を運んだ大人の姿も見られる。博物館は、子どもと大人がゲーム機を通じてコミュニケーションできる、異世代交流の場としても期待されている。
平日は午後2時~6時、土日祝日は午前10時から午後7時まで営業している。入場無料。また、オープン日の3月8日はイナリ通り商店街で朝市が開かれ、クラシックコンサートなどのイベントも行われる。