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2009年2月18日 17:15  |  イベント / 人物 / 東海・北陸

作家・坂口安吾の原点を探る展覧会-新潟市歴史博物館

新潟市歴史博物館で、新潟市出身の作家・坂口安吾の展覧会「安吾を育んだ新潟・人・歴史」展が開催されている。安吾の書簡や原稿をはじめ、安吾が生まれた新潟の地、父・仁一郎と兄・献吉にまつわる品々など約140点を展示。安吾の原点を探る内容となっている。

安吾は明治39(1906)年、新潟県新潟市西大畑町(現・中央区西大畑町)に生まれた。終戦まもない昭和21(1946)年に発表した「堕落論」「白痴」が大きな反響を呼び、一躍文壇の寵児となる。以後、太宰治や石川淳、織田作之助らとともに"無頼派""新戯作派"の旗手と呼ばれ、純文学のみならず歴史小説、推理小説、エッセイと幅広い作品を残した。脳出血のため、昭和55(1955)年に48才の若さで亡くなった。

同展では、安吾の没後に発表された遺作「世に出るまで」の自筆原稿、同人誌など、安吾に関する貴重な資料の展示のほか、「五峰」という号で漢詩人として活躍した父・仁一郎と、県内で文化活動に広く貢献した兄・献吉の生涯を紹介。仁一郎が30年かけて郷土の詩人の作品を編纂した「北越詩話」の原稿をはじめ、仁一郎の詩稿や書画、所蔵していた印などを展示している。また、献吉については、県民会館の建設、県展の開催など新潟の文化に尽くした足跡のほか、安吾との書簡なども見ることができる。

3月8日まで開催。開館時間は、午前9時30分から午後5時まで。観覧料は、大人600円、高校・大学生300円、中学生以下無料。

>> 新潟市歴史博物館みなとぴあ
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