
豊島区立舞台芸術交流センター「あうるすぽっと」で、昭和30年代の下町のバーを舞台に、売春婦とそれを取り締まろうとする捜査官との交流を描いた劇『昭和スキャンティ』が、11月6日から上演される。3年前に初演されて好評を得た作品で、今回は再演となる。
演じるのは、平成11(1999)年に結成し、東京を拠点に活動している劇団「弾丸MAMAER(ママー)」。リアルな状況設定や舞台芸術にこだわり、斬新で過激な脚本で、人間の「本質」と「心の痛み」を表現する個性派劇団だ。
舞台は、昭和33(1958)年の東京・下町のバー。そこには、「売春防止法」の完全施行によって職を失いながらも、女給と称して隠れて客を取る売春婦たちがいた。彼女たちを検挙するため、警視庁保安課の2人の捜査官がバーに潜入。一般客になりすまして取り締まりに躍起になるものの、売春婦たちは彼らの秘めたる情欲を察知し、2人を快楽の世界へ引き込もうと誘うのだが......。時代に翻弄される売春婦たちと、違法運営を摘発しようとする捜査官たちの交流と葛藤を描く、笑いあり涙あり、そして鋭い風刺が込められたエンターテイメント作品に仕上がっている。
公演期間は、11月6日から10日まで。チケットは全席指定で、前売り4000円、当日4500円。
>> 弾丸MAMAER>> 豊島区立舞台芸術交流センター あうるすぽっと