
1960年代に沸き起こったGS(グループ・サウンズ)ブームを題材にした映画「GSワンダーランド」が、11月15日から公開される。音楽に青春をかける4人の若者が結成したバンド「ザ・タイツメン」が、憧れの日劇のステージに立つ夢を叶えるために奔走する姿を描く。
白タイツにフリフリ衣装を着た"王子様風ファッション"のザ・タイツメンを演じるのは、男装に挑戦した栗山千明のほか、石田卓也、水嶋ヒロ、浅利陽介の4人。栗山以外のメンバーは楽器経験がなかったが、果敢に特訓を重ねて、劇中の演奏シーンでは見事なパフォーマンスを披露している。
物語の舞台は、GSブーム吹き荒れる昭和43(1968)年。歌手デビューを夢見て単身上京してきた少女・大野ミク(栗山)は、ひょんなことから男装をさせられ、キーボード担当のミックとして、ドラムのシュン(水嶋)、ベースのケンタ(浅利)、ギターのマサオ(石田)とバンド「ザ・ダイアモンズ」でデビューすることになる。しかし、デビューシングルの売り上げはたったの23枚。事務所はイメージ刷新を図り、白タイツにフリル衣装、ふんわりマッシュルームカットの王子様風ファッションに身を包んだ「ザ・タイツメン」として再デビューをすることに。ミックの中性的な魅力から人気に火がつき、バンドはスター街道を走り始めた。夢の日劇ステージまであと一歩。しかし、順風満帆に見えた彼らを、大きなトラブルが襲う......。
ザ・タイツメンが歌う主題歌「海岸線ホテル」は、GSの名曲を次々と生み出した橋本淳(作詞)と筒美京平(作曲)が担当。劇中曲も当時のGSを多数使用するほか、新たに作られたオリジナルGSも10曲ほど組み込まれる。監督は、高校時代からのGSファンだったという本田隆一。
11月15日から、渋谷シネマGAGA!、シネ・リーブル池袋、シネマート新宿ほかにて全国ロードショー。