
コロちゃん
/コロムビアミュージックエンタテインメント
採用年:1962年
その昔、恵比寿の商店街には「明音堂」というレコード屋さんがあって、古典的な童謡から人形劇番組のサントラ、子ども向けバラエティ番組の企画盤など、幼児向けレコードのコーナーが充実していた。そこに立っていたのがコロムビアの「コロちゃん」人形。「ここは子どものコーナーですよ」と教えてくれているように見えた。
「コロちゃん」の誕生は1962年。同社童謡シリーズの拡販用として、ソフビ人形がつくられたのが最初だ。筆者が目にしたのはカウンター展示用人形で、これは特約店向けにつくられたもの。ほかに大型の店頭人形もあったそうだ。「明音堂」がコロムビアの特約店だったからなのかどうかはわからないが、家にあった童謡レコードの多くにコロムビアの音符マークが入っていた。思い出すのは、好きだった『ピンポンパン』のLP。このシリーズの多くもコロムビアが手がけていた。「ピンクのバニー」という歌(♪昨日出会ったピンのウサギ)が大好きで、LPのなかのその曲ばかりをリピートするために、該当部分だけがキズだらけになっていたことを覚えている。

2005年に発売され、かなりのヒット商品となった「コロちゃん ゆらゆら人形」。残念ながら、現在は販売終了