HOME > 「まだある。」情報局 > 立ち読み > チエンリング 1950年代なかば

「リリアン」などと並ぶ女の子向け駄玩具の代表。「カエルのコロちゃん」(空気圧で飛ばすカエルの元祖的存在)や「花おはじき」(カラフルなプラスチックの花型おはじき)などを製造するホームラントーイの看板商品でもある。商品名の「チエン」は「チェーン」がなまった(?)もの。開発は村田ゴムプラという会社の創業者で、後にホームラントーイが製造を引き継いだ。
アイデア次第で遊び方は無限。基本はやはりネックレスやブレスレットなど、女の子のアクセサリー製作だが、リングのかたまりを使ったお手玉も定番。小学生時代、クラスの女の子たちの間でちょっとしたブームになっていた。リングのお手玉を投げたりキャッチしたりするたびに、チャラッ、チャラッと小気味のよい音が教室に響いたのを覚えている。また、男の子だってときには「チエンリング」を購入する。自転車のスポークにはめるのだ。なんの意味があったのかはよくわからないが、やたらと流行した。今でもたま~に「チエンリング」つき自転車をみかけることがある。
チエンリング(株式会社ホームラントーイ)材料は塩ビ。これを熱処理で加工することによって、やわらかくて折れにくいリングが完成する。小さな子の力でも曲げやすく、簡単につなげることができるのが特徴。多彩なカラーも魅力だ
