HOME > 「まだある。」情報局 > 立ち読み > スーパーボール 1960年代

「スーパーボール」の誕生は、なんと1940年代後半。米国で開発され、日本に上陸したのは66年。「アメリカで大流行!」という定番のキャッチコピーとともに発売されたようだ。大きな紺色のボールの一個売り。資料を見ると、パッケージもいかにも「新開発玩具!」という感じで、その「スゴさ」がクドクドと解説されている。筆者が生まれる前年の発売だが、遊び方の図解や、ボールがピョンピョンはねるイラスト、「重力を無視した動き!」というコピーにはなぜか見覚えがある。後の駄菓子屋クジの台紙も、同じデザインを採用して(もしくはパクって)いたのかもしれない。
かつての「新開発玩具」も、数年後にはすっかり駄玩具に。我々が親しんだのも、もっぱら駄菓子屋のクジ。小学校低学年くらいまで、これにかなり熱をあげた。定期的に新デザインが追加され、挑戦せずにはいられなくなる。好きだったのは、NFLブーム期に発売されたフットボール型。ただでさえ紛失しやすい「スーバーボール」だが、あの楕円のヤツは一回弾ませただけでどこかに消えてしまうことが多かった。
スーパーボール(大屋商店)ビリのちっちゃいボールばかりつかまされていた当時、「台紙ごとひとりじめ」する日がこようとは夢にも思わなかった。積年の恨みを晴らした感じ
