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「まだある。」を立ち読み

王将 1966年

王将 「3色アイス」はどうしても本書に入れたかったが、近頃コンビニでよく目にする「懐かしの3色アイス」なる商品は気に入らない。「懐かしい、懐かしい」と言いまくってる本書の著者が言うのはなんだが、パッケージにわざわざ「懐かしい」と書かれていたり、曖昧にレトロ調のデザインが施されている商品を目にすると、なんかこう、「誰が懐かしがってなんかやるもんかっ!」という屈折した気分になってしまう。
 で、ほかにないかと探してみたら、右記の商品の通常版(「懐かしの……」はコンビニ仕様だったのだ)がセンタンから出ていた。過去のパッケージを踏襲した復刻版である。商品名は「王将」。そんな名前だっけ? とも思ったが、赤い将棋の駒のロゴマークを目にして、「そうそう、これこれっ!」。漢字が読めなかったころの園児時代の視覚的記憶が、ビビッと一気によみがえった。初代の商品名は「フランス」(これもいいなぁ)、翌年、村田英雄のヒット曲「王将」にちなんで改名。チョコ、バニラ、イチゴと記憶していたが、実はまんなかがバナナだったってことも再認識。

王将(センタンアイスクリーム林一二株式会社)
発売年:1966年

発売時は10円。当初の「当りつき」を復刻版でも実施している。3食のアイスの順番には工夫があり、味の濃いチョコから食べはじめ、さっぱりイチゴ味で終了、ということで決定されたのだとか。40年間で数10回パッケージが変更されており、記憶に残るデザインは世代によって違うらしい
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