HOME > 特集 > おこちゃまレトロ文化 第3回 70'sの男の子ゴコロをワシづかみっ!変身サイボーグ1号 タカラSF玩具の世界(2)


![]() 人形をバイクに変身させる「サイボーグライダー」。人形とセットだと5000円を超える高額商品(1974年) |
リカちゃん同様、変身サイボーグ1号も関連商品が続々登場し、その世界はどんどん拡大していった。が、徐々に僕たちは「ついていけん!」という状態に陥る。個々の商品が高価で、お正月、誕生日、クリスマスなどを待たないと手が出せないのだ。シリーズが終焉を迎えたのは、この予算超過問題が大きかったのだと思う。
その後、“人形遊びをする男の子”文化は、変身サイボーグ1号から生まれた新たな“子ども”が引き継ぐ。前回紹介した「ミクロマン」(1974年)だ。変身サイボーグ1号をそのまま小型にしたようなこのシリーズは、乗りものや基地などの周辺アイテムも小さい。つまり安い。賢明な“ダウンサイジング”が、子どもたちの財政問題を見事に解決したのである。
