HOME > 特集 > おこちゃまレトロ文化 第3回 70'sの男の子ゴコロをワシづかみっ!変身サイボーグ1号 タカラSF玩具の世界(2)

70'sの男の子ゴコロをワシづかみっ!タカラSF玩具の世界(2)変身サイボーグ1号

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ママは「リカちゃん」


リカちゃんでいうところの着せ替えセットにあたる「変身セット」

変身サイボーグ1号の新しさは、素体(裸の人形)と変身セット(服)の組み合わせで、いろいろなヒーローに“変身”できることにあった。要するに、女児玩具としては定番の“着せ替え人形”だ。

タカラの着せ替え人形といえば、ご存じ「リカちゃん」(1967年発売)。このシリーズの大きな魅力は、いずみちゃんやわたるくんなどの友達人形、ママなどの家族人形、そしてリカちゃんハウスなどの周辺商品で構成される“世界観”が設定されていたことだ。

同じく世界観に即したシリーズ商品で構成される変身サイボーグ1号は、リカちゃん方式を男児玩具に応用したもの。つまり、変身サイボーグ1号は、リカちゃんをママとして生まれたのである。

パパは「G.I.ジョー」

とはいえ、実は“男の子向けリカちゃん”と呼び得る商品がそれ以前にも存在した。米国のハズブロ社が1964年に発売した軍服姿のアクションフィギュア「G.I.ジョー」だ。

タカラは日本向けにアレンジした「ニューG.I.ジョー」を以前から販売していたが、僕ら世代はこのシリーズにはあまり反応しなかった。“兵隊さん”という要素にピンとこなかったのだと思う。特撮やSFアニメ全盛期の'70年代は、戦車や戦艦など、戦争モノの玩具が古めかしく見えはじめた時代なのだ。

ニューG.I.ジョーも徐々にSFチックにアレンジされ、やがて変身サイボーグ1号に吸収されるような形で消えてしまう。つまり、変身サイボーグ1号のパパは、G.I.ジョーなのである。


マジンガーZ

「超人セット」

「サイボーグセット」

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