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東京 屋上物語 第3回 松阪屋 上野店

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昭和の子どもは「高いところ」が好きだった
デパートの屋上、各種タワー、高層ビルの展望台……
特に1960~70年代の高度成長期の子どもたちは
「高いところ=楽しい」という確固たる確信をもっていたのである
今も残る昭和の「高いところ」から、あの時代を、あのころの街並みを
そしてあのころの僕たちを、もう一度眺めてみよう

文=初見健一

僕の幼少期の上野駅には、まだまだ「東京の玄関口」というイメージが色濃く残っていたと思う。すでに東北方面との往復などはさして大げさなことではなくなっていたが、「北から来る人」と「北へ帰る人」がすれ違う駅構内には、上野ならではの「気分」のようなものが濃密に漂っていたような気がする。

そんな上野エリアに存在する唯一のデパートが、今から約240年も前に営業を開始した松坂屋上野店。1929年に竣工された現在の本館は、幾度もの改修を重ねながらもレトロモダンな面影を今に残している。その屋上から俯瞰できるのは、特別な街・上野の現在、そして日本の百貨店史そのものだ。


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『時代の旅人』

時代を振り返ると、遠い記憶の中で懐かしい光景が甦ります。 子どもの頃に流行った遊び、テレビ、アニメ、映画、音楽、スポーツ、駄菓子屋で買ったあのお菓子、ジュース、おもちゃ、カード、ブロマイド……。
『時代の旅人』のコンセプトは、あの時のドキドキやワクワクを再現することです。

>>大空出版