HOME > 特集 > 忘れられない名画 ~昭和の名作映画を語る~ > 第2回「裸の大将」
映画館「ラピュタ阿佐ヶ谷」の協力のもと、忘れられない昭和の名作映画を紹介。映画黄金時代を彩ったあこがれのスターが、再び銀幕でよみがえります。
放浪の画家・山下清の生涯を描いた傑作コメディ
「裸の大将」
主演・小林桂樹/監督・堀川弘通/脚本・水木洋子/配給・東宝/昭和33年
あらすじ
「日本のゴッホ」と謳われた天才画家・山下清の放浪生活を描いた作品。「戦争に行くのが怖い」と施設を抜け出した清が、道中で人のお世話になりながら放浪の旅を続ける。戦争突入から終戦直後にかけての日本の混乱を、純朴な清の目を通してユーモラスに描いている。
みどころ
山下清といえば、昭和55(1980)年に公開されたテレビドラマ版の芦屋雁之助の熱演が有名だが、小林桂樹の朴訥とした演技も必見。子どものような心を持った清の目を通して社会の矛盾を浮かび上がらせる手法は、平成6(1994)年に公開された名作「フォレスト・ガンプ」にも通じる。
時代背景
映画が公開された昭和33(1958)年、日本は復興への道を進み始めていた一方、昭和29(1954)年に自衛隊が誕生するなど、再軍備への懸念も高まりつつあった。ユーモラスな本作の中でも、清が戦時中の日本や自衛隊への疑問を繰り返し語るなど、平和を願うメッセージが伝えられる。
キャスト
小林桂樹(山下清)、三益愛子(母)、中山豊(弟てっちゃん)、野口ふみえ(妹ヤエ子)
テレビドラマ版が有名ですが、小林桂樹版清もオススメ。頬張るおにぎりがおいしそう!と旅先で貰うおにぎりに憧れていました。ピュアな眼差しで世相に突っ込む清の姿に思わず笑ってしまう名篇です。

8月15日~17日 午後1時より上映
[住]杉並区阿佐ヶ谷北2-12-21
[電]03-3336-5440
[HP]http://www.laputa-jp.com/
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裸の大将一代記―山下清の見た夢 [単行本]
昭和46年に急逝して以来、現在もなお、作品展が各地の要請をうけて巡回をつづけている山下清。昭和の時代を、とてつもなく自由に生きた大放浪画家の生涯と作品を解き明かす。 |
